一度はおせちを頼んだことがある人なら「写真と違う」と感じた方もいるのではないでしょうか。
初めて頼む人は「え?!そんなことあるの?」と思うかもしれません。
今回はよく質問される「写真と実物何か違いませんか?」という疑問にお答えします
【結論】おせちの写真と実物は違うのか?
結論から申し上げると、もちろん同じです!(ご安心を)
しかし、どこか違うような気がする、という疑問は恐らく次のようなことから来ていると考えられます。解説していきましょう
考えられる理由
【理由①】写真は中身をよく見えるように底上げしている
あまりこれを言うと業者から怒られてしまいそうですが汗
実は世の中のおせち写真の多くは、おせちの具材の下にクッションのようなものを挟んで撮影していることが多く、底上げしていることが多いです。(実際私が見てきた現場ではほぼすべての現場でやられていました)
しかし、これは単にボリュームを多く見せたいという思惑よりは、中身をきちんと写したいという思いからきています。底上げしないと、具材が暗く写ってしまい、上手に全ての具材が見せられないことがあるのです。
写真で「しっかり中身を見せるため」に底上げしていることが多いのです
しかし、結果的にボリュームが多くなって見えるので、実際におせちが届いた実物と比べると「何か少ないような気がする」と感じてしまうことがあるのかもしれません。
業者によっては意図的に行った過去がある
過去のニュースで写真と全く違うスカスカのおせちが話題になったことがありました。
これは経験不足の業者が、必要な材料が揃えられず結果的に非常に中身の少ないおせちが作られてしまったと記憶しております。こういった業者が中にはないこともないので、おせち選びの際はきちんとした業者選びも重要です。
少なくともスーパーや百貨店などの小売で買う分には一定の基準を通ったものが並んでいるので安心です。一方、自社で販売するインターネットのみの販売はそういったことが起きないとも限らないので、注意が必要です。
おせちは過去から販売している実績のある業者から買うと安心ですね
【理由②】プロが写真を撮っているから
写真はお客さんが商品を選ぶ上で最も重要な情報です。写真の写り方で売れ行きが左右されると言っても過言ではないでしょう。そんな事情もあり、どの業者も写真にはプロを起用して力を入れます。
みなさんもSNSなどで有名人と同じように写真を撮ってUPしようとしても中々綺麗に撮れなかったという経験はないでしょうか?あれと同じで、写真はプロが撮るかどうかで非常に見栄えが変わってしまうのです。
【理由③】アップで撮っているから大きく見える
最近は色々なサイズが登場しました。特に小容量化が進み、一人前のサイズのおせちもたくさん出てきています。そんなおせちで注意したいのが「アップで撮ったおせちが大きくみえる」ことです。
アップで撮ったおせちは中身はよくみえますが、一方でとてもボリュームがあるように見えます。ですので、おせちを買う際は、サイズがとても小さかったと後で後悔しないように、必ず●人前、お重のサイズを確認しましょう。
【まとめ】写真だけで判断しないようにしましょう
いかがでしたでしょうか?写真は実物ではあるのですが、やはり底上げやプロの技術によって、かなり見栄えがUPしているのが実態です。雰囲気で買ったけどなんだか期待と違った、なんてことがないように、写真だけで判断せずに、サイズやその他文字情報を必ず確認した上で買うようにしましょう。